段差昇降機
段差昇降機は住宅改修工事範囲ではなく、福祉用具のサービス適用となります。
一般的に玄関からは車椅子で入ることが困難な造りになっています。
勝建ホームの所在地である平塚市、あるいは神奈川県内を想定したときに土地面積が
狭いという問題があります。
狭小敷地ではスロープも勾配を考えると敷地内に収まらないケースがほとんどです。
そんな時、便利なのがこの段差昇降機です。
段差昇降機は住宅改修工事範囲ではなく、福祉用具のサービス適用となります。
一般的に玄関からは車椅子で入ることが困難な造りになっています。
勝建ホームの所在地である平塚市、あるいは神奈川県内を想定したときに土地面積が
狭いという問題があります。
狭小敷地ではスロープも勾配を考えると敷地内に収まらないケースがほとんどです。
そんな時、便利なのがこの段差昇降機です。
寝室(和室)と廊下の段差が55から60mm、築年数を重ねているため床が斜めになっていました。
トイレと廊下の段差が45mm、リビングと廊下の段差が30mmある玄関ホールです。
お客様からはスロープを各所に取り付けてほしいと要望がありましたが、下記参考図の通りスロープの取り付けではかえって危険を招く住宅改修であると判断し、スロープの取り付けではなく、床のかさ上げとスロープを複合した提案をさせて頂きました。
まず、既存の床材の上に9mmの合板を二枚重ねて下地を作り、その上に12mmの床材を貼り仕上げます。
この時点でリビングと廊下の段差は平らになっています。
残す二箇所は仕上がった床材の上に、寝室は25~30mm(特殊加工です)、トイレは15mmのスロープを取り付け、問題を解決いたしました。
~ 参 考 図 ~
※クリックすると拡大画像が見れます
歩行の自立が出来ている方なら、こんな利用方法も。
寝室から玄関まで車椅子の動線を作ることは、その家の間取りによっては大工事となることがあります。
寝室から無理なくウッドデッキに出て、そこからスロープで外へ移動。
ご本人もご家族も安心で安全です。
利用者様は週2回車椅子でデイサービースに出掛けます。
旧家のため各所に段差があり、玄関から車椅子の出入りは不可能なため、縁側よりスロープを取付け出入口としました。
勾配は12分の1で設定し、先端はコンクリートで補強しました。
現在、手摺があれば歩行できる利用者様。
しかし、後には車椅子という状況も十分考えられるため、スロープを同時に設けました。