ワンちゃんと高齢者の悩みには、意外な共通点があるんです。
● 家の中には段差がたくさん・・・
1~2cmでも段差なのです。高齢者にとっては
この少しの段差につまずいて転倒し、ケガに繋
がる、危険なものです。
ワンちゃんにとっても、浴室への段差や玄関、ア
プローチなどの段差はからだに負担を与えて
いる原因です。
できるだけ段差を少なくしたり、バリアフリーにす
る事は、高齢者にもワンちゃんにも快適なのです。
● 床が滑りやすい・・・
ワンちゃんのにくきゅうが滑り空回りしやすく、滑ることでからだや
関節に負担がかかっています。
高齢者も同じく、転倒しやすいですし関節等へのからだへの負担が
かっています。
滑りにくい床材や、クッション性のあるものですと、より安心です。
● 階段の昇り降りがつらい・・・
万一転倒してしまうと大ケガに繋がるだけに注意を払いたい場所。
傾斜が急で、踏み目幅が狭いのは、足腰に負担がかかるだけでな
く、バランスをくずしやすく転落の恐れもあります。
階段の勾配を出来るだけ緩やかにし、踏み目幅にもゆとりをもたせ
てあげることや、直線の階段であれば、L字型の階段にしてあげる
ことで、途中で休憩できるスペースができ、万一の転倒時にも下ま
で落下する危険性が少なくなります。
すべりにくい床質にしたり、手摺を設けることも安心して行き来でき
る空間にする方法です。