ミラクル畑(ばたけ)について
既存の主に小中学校「校舎」上部に、「菜園用デッキ」を設置し、
そこに菜園等を設けた自然学習の場を創造する構法です。
校舎の増築(ミラクル化)と同時に行うことも可能です。
構法の特徴
① 既存校舎の上部に設置するため、運動場を削らなくても済む
② 既存校舎の解体撤去が不要のため、廃棄物の発生がなく環境にやさしい
③ 屋上菜園を採用することで、ヒートアイランド現象の抑制になり、
地域環境の改善につながる
④ 既存校舎の「笠」となるので、既存校舎の劣化、冷暖房負荷を軽減し
冬季の陽射しは確保できる
⑤ 既存校舎が地震の大きな被害を受けた際、周囲重量鉄骨フレーム
により、倒壊するのを防ぐ役割を果たす
⑥ 既存教育の場の他に、新たな学習環境の場を提供できる
(既存学習内容の延長、充実の場・環境学習の場・情操教育の場)
学校緑化のニーズについて
「環境の保全の為の意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律」では
国や自治体が学校において環境に関する体験学習を充実させることを求
めており、今後校内にビオトープ等の緑化施設を設備しようというニーズは
益々高まっていくと思われます。
この構法は、老人福祉施設、保育所建築物等にも有効に応用可能です。
※クリックすると拡大します
↓