ミラクル構法の耐震補強への試みは2006年から始まっています。
2006年9月5日(火)の日刊工業新聞に、『既設団地を耐震補強・京大防災研と共同技術開発に着手』というタイトルでミラクルスリーコーポレーションが紹介されています。
記事は、『ミラクルスリーコーポレーションは、京都大学防災研究所の田中仁史副所長と共同で、既設住宅棟の耐震補強技術の開発に着手する。
国土交通省の住宅関連の06年度助成を受けて行う。老朽化した団地などの耐震補強とバリアフリー化を図り、既存建物を取り壊さず、低コストで活用する研究を進める。国交省の06年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業に応募し、採択された。08年度までの3ヶ年で取り組む。
既存の鉄筋コンクリート造建物を、外側から鉄骨補強体で耐震補強する研究などを行う。強度不足の建物の上層階を解体により減築する回復・補強方法の耐震化研究も進める。
これらは、団地再生などにつながるほか、既存建物の耐震化手法の選択肢が広がる意味合いを持つ。今後、具体的な手法を詰め、研究に入る。』
現在のミラクル構法では、既存建物との構造上の関連を持たずに増築部を作り上げていますが、近い将来、増築部と既存建物とが構造上の関係を持つことで、建物全体の耐震構造が向上する提案が出来るようになるかもしれません。この画期的な方法が実用化できれば、ミラクル構法の価値はさらに向上するものと考えています。
2006年9月5日(火)の日刊工業新聞に、『既設団地を耐震補強・京大防災研と共同技術開発に着手』というタイトルでミラクルスリーコーポレーションが紹介されています。
記事は、『ミラクルスリーコーポレーションは、京都大学防災研究所の田中仁史副所長と共同で、既設住宅棟の耐震補強技術の開発に着手する。
国土交通省の住宅関連の06年度助成を受けて行う。老朽化した団地などの耐震補強とバリアフリー化を図り、既存建物を取り壊さず、低コストで活用する研究を進める。国交省の06年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業に応募し、採択された。08年度までの3ヶ年で取り組む。
既存の鉄筋コンクリート造建物を、外側から鉄骨補強体で耐震補強する研究などを行う。強度不足の建物の上層階を解体により減築する回復・補強方法の耐震化研究も進める。
これらは、団地再生などにつながるほか、既存建物の耐震化手法の選択肢が広がる意味合いを持つ。今後、具体的な手法を詰め、研究に入る。』
現在のミラクル構法では、既存建物との構造上の関連を持たずに増築部を作り上げていますが、近い将来、増築部と既存建物とが構造上の関係を持つことで、建物全体の耐震構造が向上する提案が出来るようになるかもしれません。この画期的な方法が実用化できれば、ミラクル構法の価値はさらに向上するものと考えています。