身近で起きた嘘のような本当の話。新築住宅での詐欺事件。
今日、被害に遭われた方とお会いした。この事件を知るきっかけとなったのは弊社新人社員のドングリ君がこの方と共通する場所で知り合い、被害の状況を耳にしていたため、私になんとか相談に乗ってあげられないかと話を持ちかけてきました。
このことはドングリが「ドングリ君の奮闘日記」に書いていました。
お会いすることになったのもドングリ君がアポイントを取り付けてきたからです。
約束の時間に行くと、まだ警察の現場検証が行われていました。
詳しいことは避けますが、ことの経緯は有名なある企業の名を語りその取引先の業者で信頼がおけるという形で紹介されたという。
被害者はそれを信じ、新築の契約をしたそうだ。
結果は、基礎と骨組みまで進行、その後は現場からドロン。
工事代金として契約総額の約90%を支払ってしまいそのまま持ち逃げされた。
途中まで手を付けた現場もでたらめ、しかも建設業法違反でありこのままどこかの会社が引き継いで完成させることすらできない。
要するに解体して更地に戻し、一から始めなければマイホームは手に入らない状態だ。
この詐欺師の会社は建設業の許可も持たず、しかも短期間で数件同じことを繰り返したようである。被害に遭われた方も、現場案内された他の建築中建物を見せられたそうだが、この見せられた建物の発注者も完成には至らず詐欺の罠にかかってしまったようだ。
とんでもない悪である。
被害に遭われた方とお話をさせて頂きましたが、現在告訴し警察が介入そして弁護士の先生とも相談されているとのことでしたので、私なんかが出る幕じゃない状況です。
気の毒なことだけど、持ち逃げされたお金は戻ってこない可能性のほうが大きい。
司法の手よって一日でも早く解決させてあげてほしいと切に願う。
私たちにできることは慰めの言葉をかけてあげることぐらいしか出来ない。
今一度、人事ではない詐欺の怖さを認識しどうしたら自己防衛できるのか考えてほしい。
自己防衛の段階であれば、勝建ホームは間違いなく良きアドバイザーになれる。