以前の記事で中国産の鰻の話をしましたが
スーパーのチラシを見ていると、他の食品でも
ビックリするような値段が載っていたりしますね。
それはそれで、品質さえシッカリしていれば
問題は無いと思います。
そして今から数年前、リフォーム業界でも
この“激安”と言う言葉が折込チラシには横行してました。
本当にその値段で工事する会社もありましたが
大体は客よせの餌のようなものでした。
こういった激安という言葉、最近ペットショップでも見かけたりします。
まるで夕方過ぎのスーパーで値段の下がった食品のように
成長したパピーが叩き売りされている光景
皆さんは見かけた事ありませんか?
神奈川県綾瀬市にある某ホームセンター内のショップでは
こうしたワンコ達が沢山安値で叩き売りされています。
中には1万円の値札を付けられ、寂しそうな目をしながら
ケージの中で、じっと丸まっている子もいます。
わずか生後30日程で中途半端な離乳をさせられ
きちんとした社会化の経験もせずに店頭に並べられるワンコ達。
そして売れなければ処分される訳ですからね。
処分するなら、安値でも優しい飼い主さんの元へ行ければいいのですが
そもそも、ペットショップでの生体販売の仕方自体が
もっとどうにかならないものなんでしょうか。。。
海外のブリーダーは、こうした日本の販売方法に疑問を持ち
良質な仔を日本へは送らないようにしている国もあります。
結果、近親内での乱繁殖で疾患を持った仔を平気で売りつける
悪徳ブリーダーの横行。。。
ペットブームの裏での、こういった愚行。
あまりにも汚れきった裏事情がおさまらない限り
日本には真のペットブームなんて来ないんでしょうね。