弊社新築住宅の給水給湯において
限られた制約が無い場合にはヘッダシステムを採用しております。
従来の給水及び給湯管には、鉄・銅・塩ビ管を使用していました。
しかし架橋ポリエチレン管が、従来の常識を変えました。
耐久性に優れ、耐寒性(-70℃)、耐熱性(95℃)
また金属管に比べ流動音が小さく
水栓の開閉時に起きる不快な水撃音
(ウォーターハンマー現象)も30%~40%低減されます。
錆びる事が無いので赤水青水の心配がありません。
環境省があげている67項目の環境ホルモン物質を
使用していないので心配ありません。
継ぎ手材は前澤給装工業(株)製を使用しています。
他社製品はワンタッチ式継ぎ手
(ポリエチレン管を差込みカチャっと音がしたらOKという製品)
で安全である事は理解出来るのですが、発売当初はかなり
トラブルが起こったようで漏水等の情報が入ってきています。
弊社が利用している継ぎ手は、ねじ込み式で職人さんの
手間はかかりますが、手で閉める安全性は確保出来ます。
主に2階の排水管には
シーシーアイ㈱の音ナイン材を使用しています。
防音施工無しの排水管よりも15dB低下
排水管の廻りに吸音材、遮音材をフィルムで囲ってあります。
実際の建物内では、壁や天井の中に配管される事から
更に排水音は低下します。