なぜ、天然素材の建材や天然原料などが見直されているのでしょうか?
それは、建材に化学物質が多く使われるようになり、有害な化学
物質は、そこに住まう人のからだへ悪影響を及ぼすことが分かっ
たから。
シックハウス症候群や化学物質過敏症などがその代表例ですね。
よい家とは、どういう家なのかを改めて見つめ直す大きなきっかけ
となりました。
人にやさしい家をつくろう と考え直したとき、天然素材や自然に近いものの重要性
がより高くなりました。
例えば、室内で考えてみたとき、床材や、壁材、塗料。壁の中の見えない断熱材など。
では、これらがどれほど重要なのでしょうか?
少し気になるデータを見つけました。
それは、室内の床・壁・天井に有害な化学物質などがある場合、からだは
どれ程の影響を受けているのか、といもの。
■移動中など立っている状態のときに
床面から53%、壁面から46%、天井から1%
■くつろいで床に横になっている状態のときに
床面から73%、壁面から25%、天井から2%
の影響を日々受けている 。
これを見て皆さんがどうお感じになるかは分かりませんが、床材や壁材、
塗料などが、安全なものであればあるほど、より安心して生活することが
できますね。
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