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減築リフォーム VOL2

現在鎌倉市内で着工中の「減築リフォーム」は、元の住宅面積と比較すると大幅な減築となります。しかし、1階床面積についてのみ面積は増え、1階は増築となってしまいます。

減築中211103 なかなか聞きなれない「減築」と言う言葉。まだまだ浸透はしていないようですが、実際に希望されるお客様は少しずつ増えています。

せっかくある部屋をわざわざ壊してしかもお金を掛けて小さくするなんて、「もったいない」なんて声を聞く事もあります。

VOL1でも記載しましたが、「減築」のメリットは大きいのです。

少し余談になりますが、全国の地方自治体で「耐震診断及び耐震改修」に補助金が出ていると思います。さて、この補助金を利用して実際に「耐震改修」を実施されている比率をご存知でしょうか。

「耐震診断」については各自治体でも数多く実施されているようですが、「耐震改修」については、耐震診断を受けた方の10%から20%程度だそうです。(自治体により違いはあります)

ではなぜ診断だけで改修工事の実施に結びつかないのでしょうか。これは、改修費用が思ったより安くないからだと思います。しかも、一般のリフォームと違い、工事完了後の見た目の嬉しさが味わえないからかもしれません。一般のリフォームであれば、キッチンが新しく使い勝手が良くなった、お風呂が綺麗になった、間取りや仕上げ材も変わり以前と違う我が家になった。など、明らかに目に映るものが違ってくる訳です。

しかし、耐震改修工事ではその喜びは感じられません。何時くるか分からない地震への安心感を買ったと思うしかないのです。それでも100%安心できるとは思っていないが本音ではないでしょうか。

だいぶ話がそれましたが、「減築」の一番のメリットはその耐震改修が十分に行える点です。そして、新しく出来る家は大きくその様を変えることが出来るのです。もちろん、耐震改修のみの工事費用と減築リフォームの工事費用は同じではありません。

どちらを選択されるかは、お客様の家族構成、身体状況、ライフスタイル、近隣環境そして土地面積などを勘案の上決めるべきです。

まだまだ「減築リフォーム」のメリットは見逃せません。

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