☆★ ★★Kitchen★★ ★ ☆
前回はタイルのワークトップについてご説明しましたが、今回は
~「シンクパーツ」について、です~
カントリー調のキッチンに仕立て上げるなら、色はホワイト等、
ステンレスでない淡い色調の物を使いたいところですが、
そこでカントリーでよく使用されるのが、ホーロー製のシンクです。
ホーローシンクは、海外でよく使われ、金属の表面にガラス質のうわ薬を塗り高温で焼き付けたものです。
色はホワイトが多く、独特の素材感が良い味を出しますので、カントリーのイメージを醸し出しやすい素材といえます。
ただ、表面が硬く、ガラス層が欠けてしまうと、サビが発生するという弱点があったり、ガラスコップ等が割れやすいという欠点があります。
物によっては、シンクの底にマット等をひいて使ったりと、工夫が必要です。
日本ですと、TOTOがホーロー製のシンクを出しています。
こちらは、カラーも4色あり、熱やサビに強く、耐久性も良いそうなので、ホーローにこだわるなら、こちらの物を選ぶのも良いでしょう。
★ホーローは品質に差があるようなので、選ぶ時は慎重に選んだほうがよいといえます★
ホーローの他に、最近ではステンレスにセラミック塗装を施したシンクも出ています。
写真はINAXの「エクセラガードシンク」です。
こちらは、ファインセラミックという素材をステンレスに加工してあり、親水性が良いので油汚れが落ち易く、表面硬度が高いので、ナイロンたわし等でこすっても傷がつきにくくなっていて、ステンレス等よりも、より扱い易い材料といえます。
また、適度な弾力性もあり、食器も割れにくくなっています。
INAXのシステムキッチンで扱っているシンクですが、「Vミドルシンク」という種類で、シンクのみ購入でき、色も4色あります。
その他、「樹脂製」のシンクも色が豊富で、単品購入可能な物もあります。
樹脂製もやはり品質に差がありますので、慎重に選びたいものです。
シンクひとつとっても、様々な素材があります。
カントリーらしさを出しながら、長く使い易いキッチンを目指したいですね・・・・
~次回は、機器類についてご紹介したいと思います!!~