☆★ ★★Kitchen★★ ★ ☆
前回は、セミオープンスタイルのキッチンをご説明しましたが、今回は、壁のオープン部分が少し広がり、シンクの上に吊戸棚が無いタイプの「アップライト対面」のご説明です。
この形はキッチンの前に壁を少し立ち上げて、ダイニングから手元が見えないので、開放感を保ちながらも、調理中の煩雑さは見えません。
上の写真は、両方共、吊戸棚がありませんが、左の写真は、レンジの前が壁になっており、右の写真はレンジフードが側面の壁についているので、レンジの前もオープンになります。
収納量はどちらも変わりませんので、使い勝手的には、ほぼ、同じですが、ダイニングからの開放感は、右写真のほうがあるといえます。又、左の写真は、レンジの汚れや匂いが気になる方や、家の構造的に壁がとれない方はこちらが良いと思います。
吊戸棚の無い分の収納は当然下や廻りのキャビネットに収納する事になりますが、そこは工夫された物の出し入れが楽にできるキャビネットが色々あります。
上の写真はそのキャビネットの収納例です。お玉やラップ等、調理中良く使うアイテムが、サッと取り出しやすいよう引出しの手前に付く等、工夫されています。
ザルやボール等も引き出しが2段になっていたり,乾燥機を下に組み込んだりと、整理し易くなっています。
一番右の写真は、レンジ横にあると便利なお玉や調味料を引き出せるようになっています。
更に、上の写真は、立ち上がりの前の壁を利用して、布巾や調味料、ちょっとした小物を手元に掛けておける物です。手元に近い場所で作業もし易く、尚且つ調理カウンター直接 に物を置かなくても良いので、カウンターの拭き掃除も楽にできます。
以上のようなアイテムは、各メーカー様々な物が出ていますので、
これらを利用しながら、対面式でも十分使い勝手の良いキッチンが出来上がります!
※次回は、キッチンの前に壁を設けない「フラット対面」のキッチンをご説明します。