先日、実家に行った時、母親から、「玄関の床がぶかぶかして怖いから見て!」と言われ、さわってみると、上り框の部分だけ触るとやわらかい状態でした。表面を剥がしてみたら、上り框の内側の部分だけ、きれいにシロアリに食べられていました。
築17年経っていましたが、一回もシロアリの消毒は行っておらず、早速床下の消毒を施し、上り框の改修と同時に一階の廊下も床を張替えてバリアフリーにしました。
框の芯材は、湿気に強い「ヒバ」にしました。
☆ 玄関の上り框のしろあり被害は比較的多く、玄関のあたたかい土間下を通ってやわらかく食べ易い上り框に被害が及ぶ事が多いようです。
昔は湿気の多い浴室で被害が目立ちましたが、最近は水漏れの少ないユニットバスが普及したので、玄関の被害が特に目立つようです。
柱等の構造に被害が及ぶ前で良かったです。改めて早めの調査が必要と感じた一件でした!