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第4回 住まいのバリアフリーリフォームコンクール 優秀賞受賞

第4回 住まいのバリアフリーリフォームコンクール 優秀賞 受賞

主催 (社)かながわ住まい・まちづくり協会

後援 神奈川県、(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター、(財)神奈川県建築安全協会、(社)神奈川県建築士会、

    (社)神奈川県建築士事務所協会、(社)神奈川県建設業協会、神奈川県木造住宅協会、神奈川県建設労働組合連合会、

    神奈川新聞社、(株)建通新聞社神奈川支社

今年で4回目となったコンクールですが、弊社では4年連続の賞となりました。

第3回の総合部門 楽々動線リフォーム」に続き、第4回の部門別 「車椅子の動線 水周りと外出」で、優秀賞は2年連続となりました。

第4回住まいのバリアフリーリフォームコンクール優秀賞
第4回住まいのバリアフリーリフォームコンクール登録施工業者奨励賞

【工事データ】

施工所在地   藤沢市内

住宅種別     枠組壁工法(2×4工法)

工事日数     20日間

工事面積     28㎡ (住宅規模155㎡)

工事費      334万円(内助成金 障害者助成金60万円 介護保険助成金20万円の内残金6万円)

【利用者様の状況】

82歳 男性

身体障害者1級 (肢体不自由 両下肢機能障害3級 腎臓機能障害1級)

介護保険認定  要介護3

【主なADL】

・寝た姿勢からの起き上がり ⇒ 道具を使えば一人で出来る

・椅子などに座っていられる  ⇒ 背もたれがあれば数分間座っていられる

・椅子などから立つ        ⇒ 掴まるところがあれば立てる

・歩行する              ⇒ 歩行はできない

・車椅子使用           ⇒ 室内だけなら自力走行できる

・排泄・入浴             ⇒ 介助が必要

【改修目的】

1、週2回の透析への通院のため、車椅子で外出できるようにする
  但し、機会設置はNG

2、室内車椅子移動のため、トイレでの排泄及びシャワー浴を行えるようにする。

既存図面
既存図面、トイレ、洗面所、浴室への動線は車椅子では通行不可

又外出は室内床より道路高低差が1m26cmありスロープでは不可

改修図面
改修図面、トイレ、洗面所、浴室の3つの空間を一つと捉え、且つ、階段袖壁まで範囲を広げる。

和室入口は、玄関ホール側移動。

洗面脱衣所北側にあった収納を解体撤去し、外出用第二玄関を新設しウッドデッキ及びコンクリートスロープにて、介助し易い勾配12分の1をちながら駐車場まで出れるようにした。

【施工前の状況写真】

既存トイレ既存洗面所既存洗面所内収納
既存浴室既存第二玄関位置既存外部

【改修後の写真】

完成トイレ1
便器の位置、手摺の位置等入院中の病院にて検証し、利用者様が自立できるよう設定しました。

完成トイレ2
トイレと洗面所の空間を一体とすることで車椅子での回転が可能となった。

また、洗面台は車椅子でも足が入るタイプの物を設置。正面には既存サッシがあるため、壁面横付けにし鏡は90度回転タイプとした。

完成引き戸
入口は、階段袖壁まで広げ、上吊の引き戸タイプにすることで開口幅を広げ、和室の入口はホール側に変更した。

完成浴室
浴室も、トイレ、洗面所と一体の空間より車椅子での出入可能となる。もちろん全てバリアフリーとし段差は解消している。

完成第二玄関1
既存では洗面脱衣所北側にあった収納の位置に新設された第二玄関。

完成第二玄関2
第二玄関を開けるとバリアフリーで繋がるウッドデッキのスロープが優しく迎えてくれる。

完成スロープ1
スロープの有効幅は90センチ。ウッドデッキ材はセラカンバツ。

完成スロープ2
完成スロープ3
道路高低差が大きい為、途中からはコンクリートスロープと繋がる。

完成スロープ4
駐車場までスムースに車椅子で外出が出来る。

完成スロープ5
外構のイメージは崩さず、さりげないスロープをイメージさせる。

勾配12分の1以上を維持する為に北側から距離を取った。

【最後に】

障害の助成金を利用するにあたり、完成後の現場確認が自治体職員によって実施された。

担当の職員の方からも工事内容についてありがたいお言葉を頂き、何より利用者様本人が

退院後、想定したとおり車椅子での室内「自立」、また、排泄も「自立」。

入浴はシャワー浴を介助でと想定していたが、これが想定外に。

なんと「浴槽に入りたい」と意欲が沸いた。介護スタッフの介助のもと浴槽入浴へチャレンジ。

見事浴槽に入ることが可能になってしまった。

これにはご家族もびっくり。でもとても喜んでいただきました。

ご家族からも感謝の言葉を頂き、本人は「自立」の範囲が広がり、これこそが本来の

介護リフォームのあるべき姿ではないかと更に自覚いたしました。

また、この現場を高く評価をしていただけましたことに感謝申し上げます。

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