大磯町 K様邸での介護保険の住宅改修工事
浴室内開きドアから折れ戸に変更及び各所手摺の取付工事。
ともに介護保険住宅改修のサービスを適用できる内容です。
さて、今回に限らず、浴室の出入り口建具については過去数十件と、交換工事を実施してきました。
K様の浴室の広さは、0,75坪タイプです。たたみ2畳(1坪)より若干狭い広さです。
K様は入浴の際、ご家族の介助を必要とし、更に立ち上がりが困難なため、シャワーイスを使用しています。
洗い場にシャワーイスが置いてあるとドアは開きません。
現在でも多くの家で、浴室の内開きドアを見ます。健常者には不便なことはありませんが、介助を必要とする、あるいは自立で入浴できる高齢者であっても、不便になることは沢山あります。
浴室内開きドアのデメリットとは!
・出入りの際、一旦身体を交わさないと開閉ができない
・シャワーイスなどが置いてあると開閉ができない
・万一、洗い場で倒れしかもドアにもたれかかっている場合はドアが開かない
・手摺を付けたくてもドアによって壁への取り付けが出来ない箇所がでる
では、折れ戸のメリットはどうでしょうか。
上記のデメリットが全て解消されます。
しかも、万一洗い場で倒れた場合には、洗面脱衣所側から扉を外す事が可能です。
介護改修においては、やはり自立援助が最優先ですが、その為には「安全性」を無視することはできません。
実際に、内開きドアのお宅で、洗い場で倒れ救出するのに大変な思いをしたと語るご家族もいらっしゃいました。
これは、「まれ」ではなく、かなり頻繁に起こることが想定されます。
是非参考にしてください。
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