インターネットでリフォームサイトを運営する「リフォナビ」さんから取材を受けました。
テーマは「介護リフォーム・介護住宅」
介護リフォーム・介護住宅に特化する弊社では、ケアマネージャー様を始め一般のお客様からも直接様々なお問い合わせを頂きます。施工においても年間100件以上を請け負っています。
介護保険のサービスが始まったのが平成12年、それから8年が経過しその間制度の見直しもありました。しかし、まだまだ完全なサービスが出来ているとは言えないような気がします。弊社が特に係わる住宅改修のサービスにおいても同様です。
福祉用具の貸与・福祉用具の購入あるいはデイサービスや入浴サービス、訪問看護等々のサービスを含め、住宅改修工事以外は、皆、許可が必要であったり専門資格を持つ担当者が必要であったりします。しかし、住宅改修工事においてはその全てが現行制度では必要ありません。分かりやすく言えば、誰に任せてもいいのです。許可も資格も問われません。そんな状態で、本当に適切な住宅改修が出来ていると思いますか。現実は間違いだらけの住宅改修現場が多数です。
これからも高齢化が拍車をかけて進みます。失敗しない介護リフォーム・介護住宅造りをするためにも、もう少し専門的な許可や資格を設けるべきだと思っております。
また、各行政の介護保険関連の窓口担当者の「質」に一喜一憂することがあります。知識も豊富で市民、町民のために一所懸命ルールーの中で考えようとしてくださる方、逆にマニュアル本に書いてあることしか対応しないそればかりか少しでも費用を減額させようと、公的に認められた工事範囲についてもサービスの適用が出来ないと主張する方。いろんな方がいますが、大半は知識が乏しすぎます。というよりかマニュアル人間で応用が利かないと言ったほうが正しいのかもしれません。
まだまだ制度の見直しが必要なサービスですが、一人でも多くの利用者様にベストな提案が出来るよう弊社なりに努力をし続けようと思っております。