廻り階段の手摺取付工事
利用者様にとって最適である手摺の高さを計測し本人にも確認を取った。
取付にあたり、サッシ部分に手摺が交差すること及び入隅に金物を直付けすると手摺の出面が合わなくなる。
こうやって解決!!
【サッシ部分に手摺が交差】
設定高さではサッシの開閉には問題がないため、手摺棒の種類を代え対応。本来通常の手摺棒は金物と金物のピッチは900mm以内と定められています。この現場はサッシを交差するため1200mmほどのピッチになってしまいます。そのため、通常の木棒手摺から松下電工の『ストロングバー』を選択しました。この手摺棒は高強度高比重材を採用した手摺棒で、金物ピッチは1500mm以内でOKという優れ物。
そして、【出面の合わない入隅】の解決!!
写真のように壁面に15mmの補強板を取り付け、その補強板に手摺を取付けていくわけですが、入隅(コーナー)は壁面と柱角の位置がずれてしまっています。
出面にあわせて、新たな入隅を造作加工しました。
はい、解決です。