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祖母のこと

私の祖母は8年前の8月2日、96歳で他界しました。

祖母は平成13年のお正月、自宅でつまづいて転倒し大腿骨を骨折。
すぐに入院し、数日後手術を受けリハビリをして約3ヶ月後に退院。

退院に合わせてポータブルトイレを購入し、ギャッチベットをレンタルして祖母を迎え
自宅での介護が始まりました。

いちばん困ったのは、お風呂。
今は家を建て替えし浴室も広くなりましたが、当時の浴室は狭く、また祖母の寝室からの
動線を考えても自宅での入浴は無理でした。


そこでデイサービスを利用して、入浴とリハビリをお願いすることに。
高齢であまり社交的ではない祖母は、デイサービスに行くことを最初はとても嫌がりましたが、私の母が小さな子供をなだめるように
「家ではお風呂に入れないんだよ。デイサービスに行って、きれいにしてこようね」
と言い聞かせ、祖母も納得して通うようになりました。

私の両親は共働きでしたので、デイサービスがない日の日中は自宅に祖母が一人になってしまいます。
母の職場が自宅の近所だったので、休憩時間のたびに様子を見に自宅に戻っていました。
近所には伯母が住んでいるので、頻繁に面倒を見に来てくれたりもしました。
また、我が家のある地域では近所づきあいも多く、近所の方が
「おばあちゃん、具合はどう?」と訪ねてくることもありました。
そのため、一人になる時間はあるものの、寂しい思いをすることなく過ごせていたようです。

自宅でのリハビリも行っていました。
母につかまり支えてもらい、家の中を歩く練習も毎日欠かさずしていました。

そんな生活も何ヶ月か過ぎ、7月下旬に体調を崩し肺炎に・・・。
かかりつけの病院で訪問看護を手配してくれ、自宅で様子を見ることになりました。
しかし、その数日後、自宅で眠るように息を引き取りました。大往生でした。


私は毎年この時期になると思うことがあります。

住み慣れた自宅で最後を迎えた祖母は幸せ者だと。

私は大家族で育ったので、
『おじいちゃん、おばあちゃんの面倒は家族が見る』
子供の頃から無意識にそう思っていました。

しかし現実は違います。
現在は核家族化が進み、独居の高齢者あるいは高齢者だけの世帯も増えています。
各家庭、それぞれの事情があり、思うようには出来ないことも多いのでしょう。

それでも介護は家族で、時には付き合いのあるご近所の方に手助けしてもらって、
住み慣れた自宅で過ごせるのが理想ではないでしょうか。

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