退院が決定し自宅での生活を再開するにあたり、日常生活に支障がある部位をリフォームすることになったA様宅。
退院日に併せ、打ち合わせから着工・完成までの期間にあまり余裕がありませんでした。
しかし、この仕事においては通年このようなケースで対応することは決して珍しくありません。
全ての病院とは言わないが、病院によってはその都合で、本人・家族そしてサービス提供者が振り回されることだってあります。
さて、今回の介護リフォームは!!
1、必要な箇所に手摺を取り付ける
2、廊下とトイレの床段差を解消しバリアフリーにする
3、大便用と小便用に仕切られたトイレを一つの空間にし、介助を伴うスペースの確保
4、トイレ空間に設けた洗面台を車椅子で使用できるようにする
5、廊下からの入り口を床段差解消に併せ、新たな引き戸にする
上記の施工箇所が複合する介護リフォームの中から、特に床の段差解消からトイレの動線について紹介します。
トイレの入り口は比較的開口幅が狭くなっています。A様宅も有効での開口幅は60センチ。写真右に見える、幅の狭い壁を撤去すると、有効開口幅は80センチに広がるのです。
この20センチの差は、非常に大きく車椅子あるいは介助での進入に役立ちます。
便器の向きを変えることにより、入り口からの動線を楽にし、手摺及び車椅子での出入りも可能にしました。
築年数が経過した和室の多い住宅では廊下の段差が必ずあります。歩行でも車椅子でもこの段差が大きな障害になっている。
また、水回りは北側に配置していることが多く、比較的日中でも暗いスペースになっています。このような場合視力も衰えてきている高齢者にとっては、転倒やつまずきやすくなるのです。
ですから、このような位置にある床段差の解消にあたっては、見た目のバランスより極力ご家族のご理解を頂、明るい床材をお勧めしております。
トイレ内にある洗面化粧台も車椅子での利用が可能となる、TOTO製品の「座・ドレッサー」を提案させていただきました。
この製品は、洗面ボールの高さが、レバー操作一つで床より66センチから81センチまで自由に変えられる商品です。
小さなお子様から大人そして車椅子での使用もできる優れもの。
便器の向きを変え、手摺を取り付け。
便器横の壁側にはL型手摺と横I型手摺を連結。そして、背面には跳ね上げ手摺を取り付けました。
2、廊下とトイレの床段差を解消しバリアフリーにする
3、大便用と小便用に仕切られたトイレを一つの空間にし、介助を伴うスペースの確保
4、トイレ空間に設けた洗面台を車椅子で使用できるようにする
5、廊下からの入り口を床段差解消に併せ、新たな引き戸にする
上記の施工箇所が複合する介護リフォームの中から、特に床の段差解消からトイレの動線について紹介します。
トイレの入り口は比較的開口幅が狭くなっています。A様宅も有効での開口幅は60センチ。写真右に見える、幅の狭い壁を撤去すると、有効開口幅は80センチに広がるのです。
この20センチの差は、非常に大きく車椅子あるいは介助での進入に役立ちます。
便器の向きを変えることにより、入り口からの動線を楽にし、手摺及び車椅子での出入りも可能にしました。
築年数が経過した和室の多い住宅では廊下の段差が必ずあります。歩行でも車椅子でもこの段差が大きな障害になっている。
また、水回りは北側に配置していることが多く、比較的日中でも暗いスペースになっています。このような場合視力も衰えてきている高齢者にとっては、転倒やつまずきやすくなるのです。
ですから、このような位置にある床段差の解消にあたっては、見た目のバランスより極力ご家族のご理解を頂、明るい床材をお勧めしております。
トイレ内にある洗面化粧台も車椅子での利用が可能となる、TOTO製品の「座・ドレッサー」を提案させていただきました。
この製品は、洗面ボールの高さが、レバー操作一つで床より66センチから81センチまで自由に変えられる商品です。
小さなお子様から大人そして車椅子での使用もできる優れもの。
便器の向きを変え、手摺を取り付け。
便器横の壁側にはL型手摺と横I型手摺を連結。そして、背面には跳ね上げ手摺を取り付けました。