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介護保険適用工事と適用外工事

1、介護リフォーム 洋便器から洋便器への交換但し補高便座を使用して高さを上げる
M様邸既存便器M様邸新規便器1M様邸新規便器2

2、介護リフォーム 床材の変更及び段差の解消
M様邸段差解消前M様邸段差解消後

3、介護リフォーム 階段の手摺取付とトイレ内手摺取付
M様邸階段手摺M様邸トイレ手摺

ご依頼頂いた介護リフォームは、大別すると上記3つの工事です。さて、この3つの工事において介護保険の適用できる工事と出来ない工事に分かれます。また、住宅改修工事の適用と福祉用具購入の適用にも分かれます。業務従事者であればすぐお分かりですね。

答えは、

1番は介護保険の住宅改修工事では適用できません。しかし、補高便座においてはその費用は福祉用具の購入というサービスが適用できます。したがって、補高便座の代金は10万円以内1割負担で利用可能。その他便器類及びその取付工事費用は全額実費となります。

2,3番は介護保険住宅改修工事のサービス20万以内1割負担で適用できます。

ご依頼頂いた工事を実施するにあたり事前の打ち合わせを十分に取ったのがトイレ改修でした。
担当のケアマネージャー様、ご本人、ご家族含め、ご本人の病気や障害又は現在の身体的状況を踏まえ、何が困難でどう改修すれば自立につながるのか。様々の観点から検証していきました。

最も困っていたのが便座からの立ち上がり。改修前は、便器が古く床から座面までが低いタイプであった為、介護用品の補高便座を取り付けていました。また、立ち上がりにおいてはレンタルの肘掛けタイプの手摺を使用していました。

しかし、

高さが合わず思うように立つことが困難でした。ご家族においては介護用品の補高便座があると、男性の場合立ったままの小便が出来ません。一旦、補高便座を取り外してから小便をするようになるため、ご家族も不自由をしていました。

今回採用した便器はTOTOの一般的な便器で高さは床から370mm、便座までの高さは410mmこれに、補高便座30mmを嵩上げしました。

ただ単に高さを上げるのなら、TOTO商品にも「車椅子対応タイプ」の便器があります。この便器は、床から417mmです。しかし、便器の奥行きは793mm、今回採用した便器は757mm。たった、36mmと思いますが、トイレ空間の狭さが36mmを大切にしたわけです。

ならばタンクレスと言う選択肢もありましたが、なんせ実費範囲で考える必要のある工事なので費用面では根本的に無理な範囲でした。

このように、介護を必要とする方には、たった数センチ、数ミリと言う単位が日常生活の負担になることがあるのです。

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