茅ヶ崎市内 S様邸 住宅改修工事
改修目的はトイレまで安全に移動、
トイレの出入及び便座の立ち座りの容易性確保です。
寝室から出た廊下には掴まるものがありません。
室内移動は杖を使用して歩行しているS様。
廊下壁には手摺を取付るようにします。
トイレの入口には8センチの段差があり、幾度と無くつまづいていたそうです。
また、8センチの敷居をまたぐとトイレ内側に2センチ段差があり、内外でつまづきの原因があるのです。
この敷居を撤去してバリアフリーにします。
廊下に取り付けた手摺を確認しながらゆっくり歩行。
これは安心だ。とても楽だとS様。
敷居を撤去しトイレの床組みを新たにしてバリアフリーにしました。
トイレの建具は既存をそのまま利用し下部に加工材を取り付けて使用しています。
S様のトイレに入ってからの動きをよく観察し、本人ともご家族とも打合せし
必要な場所に取付した手摺。
便座の立ち座りにとても苦労していたS様、施工後の検証では楽に立ち座りができました。
本人も、ご家族もとても喜んでいただきました。
少々、意欲の低下が見られたS様でしたが「前向きな言葉」が聞けた事は大きな成果だったと感じています。