前回に続き、おばあちゃんの知恵袋です。
私は子供の頃、小児喘息でした。
小児喘息だからかどうかは分かりませんが、よく風邪をひく子供でした。
風邪をひくと必ずと言っていいほど、喉の痛みと咳がたくさん出る子供だったのです。
風邪をひいた時は前回ご紹介した
『ねぎ湯』と『ねぎの温湿布』を祖母に作ってもらっていました。
長ねぎ20cmぐらいを焦げ目がつく程度に焼き、それをガーゼのハンカチに包んで首に巻きます。
焼きねぎを首に巻く時にとても熱かったと記憶していますが、『ねぎの温湿布』は長い時間温かくて、喉の痛みが楽になったのを覚えています。
「風邪をひきたくなかったら、長ねぎをたくさん食べなさい。」と
祖母から言われたことがあります。
長ねぎは体を温めるので風邪をひきにくくする、だからたくさん食べて予防しなさい、
ということを言いたかったのでしょう。
また、風邪をひいてしまっても軽いようなら、『ねぎ湯』や『ねぎの温湿布』で体が楽になる
ことを教えてくれていたのだと思います。
長ねぎは万能な野菜なんだということを教えてくれた祖母でした。
体を温める作用がある長ねぎは私にとって、おばあちゃんが作ってくれる風邪薬だった
ように思います。
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