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鉄筋コンクリート造の市営住宅に押すまいの利用者様ですが、トイレの手摺を 取り付ける前までは入口にある露出されている水道管を握って着座及び立ち上がりを 繰り返していました。 便座と正面の壁までは手の届く距離でしたので、手摺は立ち上がりが出来る位置正面に 取り付けました。 写真の低い位置に設置したのが立ち上がり用手摺、高い位置に設置したのが 歩行用手摺です。 歩行用手摺をあえて作り二段にしたのは、水道管に触れさせないためです。 ※クリックすると拡大画像が見れます
投稿者: hiromi 日時: 2007年11月01日 14:30 | パーマリンク
この利用者様はトイレの移動、立ち上がりについては歩行器を使っておりました。 身体的状況、筋力及び寝室での立ち上がり方を確認すると、縦手摺を使って 自らの体を起こす方法では立ち上がれないことがわかりました。 ですから、一般的なL型手摺の取り付けでは使えない、ということです。 そこで、立ち上がりが容易に出来る普段使われている椅子の寸法を測り、 横手摺を斜め前方に取り付けることにしました。 プッシュアップで立ち上がる方法です。 施工としては単純なものですが、奥が深い手摺だと思っております。 ※クリックすると拡大画像が見れます
投稿者: hiromi 日時: 2007年11月01日 14:20 | パーマリンク
奥行のあるトイレでは、歩行用の寸法(高さ)で手摺が必要となります。 しかし、便器に座った状態では歩行用手摺の高さは使いづらくなります。 そこで、L型手摺に歩行用手摺をT字に接続させることでその全てを解消しているのです。
投稿者: hiromi 日時: 2007年11月01日 14:10 | パーマリンク
片麻痺のため座位姿勢の保持と立ち上り動作の困難を解消するために、段違い式の手摺を提案しました。 また、左右のアームレストの高さを身体状況に合わせて調整することが出来るため、座位は支えやすくなります。 ※洗浄便座取付については、介護保険適用外となります。
投稿者: hiromi 日時: 2007年11月01日 14:00 | パーマリンク